ヒアルロン酸注入 豊胸法に関するQ&A｜よくある質問/ナグモクリニック[東京・名古屋・大阪・福岡]

メール拝見しました。
ナグモクリニック南雲吉則です。
危険性のある治療を受けてしまったということですね。

危険性にはいくつかの種類があります。

１．材質に発がん性がある場合
アクアフィリングには発がん性はありません

２．がんと見分けの難しいしこりを作ってしまう場合
超音波検査装置できちんと見ながら行えばしこりを作ることは少ないのですが通常は手探りで行なっています。
また技術が未熟な医師が行った場合シコリになります。
これは脂肪注入でもヒアルロン酸でもシリコンでも同様です。
素材の危険性というよりも医師の技術の問題です。

３．術後乳がん検診が困難になる場合
乳がん検診の検査医はシリコンが入っていると検査を拒否することがあります。
またアクアフィリングや脂肪注入でも検査しづらいと苦情を言われることがあるでしょう。
そこで豊胸を行う医師は乳がんの検査体制を整えておく義務があります。
当院では乳腺専門医がマンモグラフィや超音波検査装置で毎年の検診をおこなっています。

あなたの場合、アクアフィリングを除去したとのことですが
１.乳がんの恐れがあったのでしょうか
２.しこりを形成してしまったのでしょうか
３.ネット情報を見て怖くなって除去したのでしょうか
もし１や２がなければ毎年の検診を受けていれば害はないと思います。

アクアフィリングについての当院のコメントをお読み下さい。
https://www.nagumo.or.jp/jutenzaikaisetu

それでもご不安なときは当院で検診をお受けになって下さい
検診は自費になりますが、ご希望の時はお電話で予約して下さい。

ヒアルロン酸の注入量が多ければ多いほど、大きくなります。また、何回かに分けて注入することも可能です。

ヒアルロン酸は、もともと人体の皮膚や、関節液などの細胞間組織に広く存在する成分です。

通常片側80cc～150ccの注入で、1カップ程度のサイズアップが見込めます。それより多くも少なくも、あなたの希望次第です。

ヒアルロン酸を注入するのは、乳腺の下です。

ヒアルロン酸の注入量によっても異なりますが、施術にかかる時間は、15分～30分程度です（ただし、施術前の診察などで、もう少し時間がかかります）。

通常は乳首を中心に丸く注入します。「谷間寄りに」「外側寄りに」といった具合に、希望の箇所だけに注入することもできますが、全体が自然なバランスかどうかを確認しながら注入することが大切です。左右差のバランスを整えることも可能です。

当院では、エコーガイド下で乳腺と胸筋の間に正確に層としてヒアルロン酸を注入しますので、自然でやわらかい触り心地となります。

傷は針穴なので、施術後1週間程度で、ほとんど目立たなくなりますが、体質によりまれに赤くなる場合もあります。

局所麻酔を使用するので、圧迫されるような感覚はありますが、痛みはほとんどありません。痛みがあるときは局所麻酔を追加します。

ヒアルロン酸は、レントゲンには写りません。ですから、施術を受けたことを人に知られることはありません。ご安心ください。

入浴は、翌々日から可能です。患部に水がかからなければ、洗顔・洗髪は当日からOKです。

仕事は翌日から可能です

マッサージを行う必要はありません。マッサージを行うと、かえって吸収を早めてしまうことがあります。

下着は、施術直後からすぐに着用できますが、あまり小さな下着ではせっかくきれいにできたバストが押しつぶされてしまいます。ゆるめの下着を用意しておいてください。

人工乳腺バッグ（インプラント）は多くの場合、胸筋下に挿入します。ヒアルロン酸は乳腺の下に注入するため、問題ありません。ただし、乳腺下に人工乳腺バッグが入っている方は、施術できない場合もあります。

がんの手術を受けた人でも、この施術を受けることは可能ですが、どのような手術を受けたのかによって注入の方法が変わります。また注入後はがんとの見分けが大切です。 ナグモクリニックには、バスト専用の検査機器（マンモグラフィ・エコー）があり、乳腺専門医が施術後の検診を行うので、安心してお受け下さい。

豊胸術はただ単にバストを大きくするだけでなく、授乳でしぼんだバストに膨らみを持たせ、垂れたバストを引き上げるときにも効果的な手術なのです。乳輪のまわりに寄っているシワもきれいになります。

ナグモクリニックでは、他院手術後の方でもバストの検診、再治療も行っています。バストの健康に不安を感じている方、また再治療をお考えなら、ぜひ一度カウンセリングにいらしてください。当院は乳腺外科も有しているので、豊胸術後の乳がん検診、精密検査も乳腺専門医のもとで受診可能です。