
豊胸術後の検診、修正等の相談も増えています。人工乳腺バッグ(インプラント)による相談、ヒアルロン酸などの注入成分による「しこり」等の相談、脂肪注入による「しこり」等の相談です。医師の技術不足や、中に入れた人工乳腺バッグ(インプラント)の破損や劣化、注入成分などの粗悪さが主な原因です。
豊胸術後に何かしらの不安などが生じた方は、ぜひ一度ご相談ください。中には「豊胸術後の症状だから大丈夫」と気にしない方もいらっしゃるかもしれませんが、「乳がん」をはじめとする乳房の病気の可能性も考えられるので、自己判断して放置するのは危険です。
ナグモクリニックでは、バストの美容から健康、機能、乳がん検診から治療までを行っている医師たちが、乳房専用の検査機器を用い、中に入れている人工乳腺バッグ(インプラント)や注入成分などの状態をチェックするだけでなく、「乳腺に異常をきたしていないか」「乳がんになっていないか」といった健康状態も丁寧に診察します。
その上で、患者様のご希望をうかがいながら、バスト医療に取り組んできたナグモクリニックとして最適な対処・修正法をご提案します。


女性の美しさの象徴であり、大切な「器官」でもあるバスト。その手術には、バストの構造や乳腺組織に対する専門知識と高度な技術が要求されます。中でも人工乳腺バッグ(インプラント)を挿入する豊胸術は、医師の技術により、仕上がりに差が出る施術です。術後の結果にイメージと違うなど、トラブルになることもあります。
人工乳腺バッグそのものの問題も深刻です。経年劣化し、耐久性が落ちた人工乳腺バッグが入っていることで起こるトラブルが、近年多く見受けられます。また、数年以上前に日本でも取り扱いがあり、現在は欧米各国等で使用禁止となっているフランス・ブラジル製の有害性が疑われる人工乳腺バッグ(インプラント)についての相談も増えています。
具体的なトラブルの内容は、「左右で形が違う」「段差がある」「被膜拘縮が起こった」「バッグが破損した」「リップリングができた」「有害なバッグが入っている可能性がある」などです。
左右で形が違う | 形が左右非対称で、乳首の高さや向きがバラバラ |
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段差がある | アンダーバストの位置に段差ができている |
被膜拘縮 | テニスボールのように固まって、不自然 |
バッグ破損 | 形が変形し、内容物によっては健康を害する場合も |
リップリング | バッグの表面がぺこぺこと触れる状態 |
有害なバッグ | 健康を害している危険性がある |

ナグモクリニックの医師たちは、バストの美容から健康、機能、乳がん検診から治療までを行っている医師たちです。視診でわかる見た目の変化だけでなく、乳がんの診断技術を生かし、豊胸術後のバストの中にバッグ破損などの異変がないかを徹底的にチェックします。
診断に用いる検査機器は、「超音波装置」をはじめ、「マンモグラフィ」や「乳房MRI(東京院)」など、乳房専用の検査機器です。
乳房専用の検査機器により、ナグモクリニックでは、バストの美容面だけでなく、乳房の病気の有無も同時に確認します。これには、乳がん検診も含まれます。豊胸術を受けた女性は乳がん検診をためらう傾向にありますが、日本人女性の乳がん罹患率は年々上昇しているので、「乳がん検診」は受けておくべきです。
そして万が一、「しこり」が見つかった場合。ナグモクリニックの医師なら、そのしこりが人工乳腺バッグ(インプラント)の破損などによる液漏れで起こったものなのか、乳がんによるものなのか、適切に判断することができます。
診断の後は、患者様のご希望をうかがいながら、抜去や入れ替え、他の豊胸法など、最適な対処・修正法をご提案します。


左胸はツンと上を向いた円錐型、右胸はお椀型と、左右で形がまったく違います。また乳首の高さや向きも、左右でバラバラ。このままでは、友達と温泉に行くことも、男性とお付き合いすることにも積極的になれません。


どちらか片方のバストだけ、被膜拘縮を起こしたのかもしれません。また、医師の技術が未熟だったために、アンダーバストの位置が左右でずれてしまったのかもしれません。実際の原因は診察してみないとわかりませんが、挿入した人工乳腺バッグ(インプラント)を抜去すれば、バストを元の状態に戻すことができます。多くの場合、挿入した切開口から抜去できるので、新たな傷がつくことはありません。元のサイズに戻るのがイヤだとおっしゃる方には、人工乳腺バッグの入れ替えをおすすめしています。その他、「ヒアルロン酸注入豊胸法」や「脂肪注入による豊胸術」などの方法もあります。

豊胸術を受けて何年か経ったころ、アンダーバストに段差が! 二重あごや二段腹ならいざ知らず、胸に段差があるなんてとても不自然。豊胸術を受けたのがバレバレだし、ブラジャーを着けるのもひと苦労です。


加齢や授乳の影響で、もともとのご自身のアンダーバストと人工乳腺バッグ(インプラント)のアンダーラインの位置がずれたのが原因でしょう。これは、人工乳腺バッグを抜去するか、入れ替えることで解消できます。「抜去や入れ替えはちょっと…」とためらわれる方には、ヒアルロン酸やご自身の脂肪を注入して、段差を修正するという選択肢もあります。

被膜拘縮を起こし、バストがギュッと縮こまってテニスボールのような形をしています。さわり心地もテニスボールのように硬い!とても不格好だし、痛みもあります。どうしたらいいでしょうか?


人間の体には、異物が入るとその周囲に「被膜」という膜を作る働きがあります。挿入した人工乳腺バッグ(インプラント)の周りにも当然、被膜ができるのですが、その被膜が硬く縮んでしまう現象を「被膜拘縮」といいます。被膜拘縮が起きた場合の解消法は、痛みをともないますがバストのマッサージをすること。それでも解消しない場合は、人工乳腺バッグの抜去か、被膜ごと切除の適応になります。

20年くらい前に生理食塩水バッグを入れて、これまでとくに問題なく過ごしてきたのですが、最近、左側の胸が徐々にしぼんでいるような気がします。バッグが破れたのでしょうか? 健康に害はありませんか?


診察してみないと正確なところはわかりませんが、何かの衝撃を受けた拍子に、もしくは経年劣化で耐久性が落ちたために、バッグが破損したものと考えられます。内容物は生理食塩水なので体への害はありませんが、バッグをそのままバストの中に放置しておくと、炎症を起こす可能性があるので、体によくありません。破損した左側はもちろんですが、両方のバストの人工乳腺バッグ(インプラント)を入れ替えてはいかがでしょうか? 「人工乳腺バッグはやめておきたい」とおっしゃる方には、人工乳腺バッグを抜去してヒアルロン酸を注入する「エイジングブレスト豊胸法」をおすすめします。ペタンコにはならず、年齢相応の自然なハリとボリュームのバストラインにすることが可能な施術法です。

バッグを入れた場所の一部が隆起していて、触れるとぺこぺこしています。また、波打って見える部分も…。きれいになりたくて豊胸術を受けたのに、これでは台無し!解決法はありますか?


人工乳腺バッグ(インプラント)の縁が折れ曲がってぺこぺこと触れたり、バッグが緩んでバストが波打って見える現象を「リップリング」と呼びます。人工乳腺バッグを抜去するか、入れ替えることで解消できます。

約15年前に豊胸術を受けた当時は、シリコンのメーカーはとくに気にしていなかったのですが、あるとき「フランスのPIP社製のシリコンは有害」という記事を目にして、不安でたまらなくなりました。豊胸術を受けたクリニックはすでに潰れているので、私のバストに入っているのがどこのメーカーのシリコンなのか、今となっては確認しようがありません。どうしたらいいでしょうか?


フランスのPIP社、ブラジルのSilmed社の過去の人工乳腺バッグ(インプラント)は、現在、国際的に抜去が勧められている製品もあります。有害な人工乳腺バッグは一刻も早く抜去する必要があるので、心配な方は、ぜひ一度診察にお越しください。


メスを使わず、注射だけでバストアップができる、人気のヒアルロン酸注入豊胸法。バスト用ヒアルロン酸の品質は年々進化し、安全性はもちろん、さわり心地や持続性の面でも優れた製品が次々に誕生しています。
しかしヒアルロン酸注入豊胸法は、その人気の一方で、「しこり」のトラブルが増えているのも現実です。

通常、ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されてなくなります。しかし注入方法が誤っている場合などは、体質による差もありますが、ヒアルロン酸が塊となって残ってしまいます。そして、この塊を覆う被膜が硬くなると、「しこり」になります。

ナグモクリニックの医師たちは、バストの美容から健康、機能、乳がん検診から治療までを行っている医師たちです。乳がんの診断技術を生かし、ヒアルロン酸注入豊胸法後のバストを徹底的にチェック。どの位置に、どのくらいの大きさの「しこり」ができているのかを診断します。また、しこりの原因はヒアルロン酸だけとは限らず、乳腺の腫瘍や乳がんによる場合もあるので、乳房の病気の有無も同時に確認します。
ナグモクリニックでは、何の病気であるかまで一度の検診で診断。ヒアルロン酸のことも乳がんのことも診断できる医師が行います。
診断に用いる検査機器は、「超音波装置」をはじめ、「マンモグラフィ」や「乳房MRI(東京院)」など、乳房専用の検査機器です。
診断の後は、患者様のご希望をうかがいながら、しこりを吸引するか、しこりを溶かすなど、最適な対処・修正法をご提案します。


ヒアルロン酸豊胸をしてしばらく経ってから、胸にしこりができました。何ヶ所かゴロゴロとした感触があり、すごく嫌です。しこりをなくすことはできますか?


乳がんの診断技術を生かし、超音波で「しこり」の位置と大きさを確認しながら注射器で吸って取り除きます。もちろん、そのしこりの原因がヒアルロン酸によるものなのか、乳腺の腫瘍や乳がんによるものであるのかは、マンモグラフィや超音波検査装置で診断します。


人工乳腺バッグ(インプラント)やヒアルロン酸といった、いわば“異物”をバストに入れる方法と異なり、脂肪注入による豊胸術は、自分の脂肪を使う安心感から注目度が高く、手法も日進月歩で進化しています。しかし昔と変わらず、「しこりができた」という相談が多いのも事実です。

脂肪注入によって「しこり」ができるのは、中の脂肪が壊死することが一番の原因です。壊死した脂肪の塊の周囲を被膜が覆い、外から触れてわかるような「しこり」を形成します。
脂肪が壊死するのは、脂肪に栄養素が届かない状況を招いているから。具体的には、不純物を多く含んだ脂肪を注入した場合や、脂肪を大きすぎる塊で注入した場合、大量の脂肪を注入した場合などに、脂肪壊死が起こりやすくなります。
ナグモクリニックの医師たちは、バストの美容から健康、機能、乳がん検診から治療まで行っている医師たちです。乳がんの診断技術を生かし、脂肪注入による豊胸術を受けた後のバストを徹底的にチェック。どの位置に、どのくらいの大きさの「しこり」ができているのかを診断します。また、しこりの原因は脂肪とは限らず、乳腺の腫瘍や乳がんによる場合もあるので、乳房の病気の有無も同時に確認します。
「しこり」が脂肪注入によるものであった場合、必ずしも除去しなければならないわけではありません。大きさによっては、自然に吸収されるものもあります。しかし、しこりが大きくて硬い場合や、痛みをともなう場合は、除去する必要があります。
また、しこりが脂肪注入によるものではないと疑われる場合、ナグモクリニックでは、何の病気であるかまで一度の検診で診断。脂肪注入のことも乳がんのことも診断できる医師が行います。
診断に用いる検査機器は、「超音波装置」をはじめ、「マンモグラフィ」や「乳房MRI(東京院)」など、乳房専用の検査機器です。
診断の後は、患者様のご希望をうかがいながら、「しこり」を吸引除去するなど、最適な対処・修正法をご提案します。


数年前に脂肪注入豊胸を受け、1センチくらいの「しこり」ができています。そのしこりが、本当に脂肪の塊だったらいいのですが、「もし乳がんだったらどうしよう」と思うと不安です。乳がん検診を受けたい気持ちはあるのですが、豊胸をしたことがバレるのがイヤで、結局受けていません。


脂肪注入豊胸の方法の違いにより、生着率が高い方法もありますが、医師の技術次第では、やはり「しこり」ができてしまいます。まずは一度、診察にお越しください。そのしこりが脂肪注入によるものなのか、乳がんによるものなのかを診断します。
脂肪注入によるものだった場合は、しこりの状態がよければそのまま置いておいても問題ありません。ただし、患者様がしこりを取り除きたいと思っている場合や、石灰化や痛みなどの問題がある場合は、超音波で確認しながら除去します。
「しこり」がもっと巨大化している場合は、切開して摘出しなければなりませんが、ナグモクリニックではなるべく傷が目立たない方法で行っています。


どんな方法であれ、豊胸術を受けた女性は、「人に知られるのが恥ずかしい」「中に入っている人工乳腺バッグ(インプラント)や注入成分のことを説明するのが面倒」などの理由から、乳がん検診をためらう傾向にあります。しかし、食生活の欧米化などにともない、日本でも乳がんの罹患率は年々上昇しているため、30歳以上の女性は1年に1回、乳がん検診を受けることをおすすめします。
乳がんは早期に発見すれば治癒する病気なので、必ず乳がん検診は受けましょう。ナグモクリニックなら、医師たちがバストの美容から健康、機能、乳がん治療までを行っているので、バストの内容物のチェックまで、おまかせいただけます。超音波装置やマンモグラフィ、乳房MRI(東京院)など、検査機器も整っています。




